サポステは怖い?意味ない?——実際に通った私が正直に振り返る

サポステは怖い?意味ない?——実際に通った私が正直に振り返る

「サポステ(地域若者サポートステーション)」って名前は聞いたことがあるけど、実際どんな場所かよくわからない。そういう人は多いんじゃないかと思います。私自身、ハローワークで名前を聞くまで存在すら知りませんでしたし、案内されたときも「何をするところなんだろう」というのが正直な気持ちでした。この記事では、サポステの存在すら知らなかった私が、実際に通ってみてどうだったかを振り返っています。「怖いのか」「意味があるのか」、当時感じたことと今思うことをそのまま書きました。

目次

サポステの名前すら知らなかった私が通うことになった経緯

私は新卒で引っ越し業者に就職し、正社員として3ヶ月(アルバイト期間を含めると約5ヶ月)で退職しました。辞めたあとは実家に戻り、貯金と日雇いバイトでなんとか生活している状態でした。

退職の経緯や、そのとき自分が何を考えていたかはこちらの記事に書いています。

「このままじゃまずい」という気持ちはあったものの、次に何をすればいいのか自分ではよくわかっていませんでした。そんなとき、母親に「ハローワークに行ってみたら」と勧められて、とりあえず足を運んだんです。

そのハローワークで「地域若者サポートステーション(サポステ)に行ってみたらどうですか」と案内されました。聞いたこともない名前だったので「何をするところなんだろう?」という気持ちが先に立ちました。

「サポステ」って名前だけ聞いても、何をする場所か全然イメージ湧かなかったんですよね。

怖いというほど強い感情ではなかったんですが、「よくわからない場所に行くこと」自体にちょっとした不安はありました。とはいえ、ハローワークの人に勧められたこともあって、とりあえず行ってみようという気持ちで通い始めました。

そもそもサポステ(地域若者サポートステーション)ってどんな場所?

サポステは、厚生労働省が委託して運営している就労支援の施設です。対象は15歳〜49歳の「働くことに悩みを抱えている人」で、利用料はかかりません。全国に設置されていて、自分の住んでいる地域の最寄りの拠点に通う形になります。

やっていることはキャリアカウンセリングや職業適性検査、コミュニケーション講座、ビジネスマナー研修など。いきなり「この求人に応募しましょう」ではなく、「そもそも自分はどんな仕事が向いているのか」を一緒に考えてくれる場所、という感覚のほうが近いです。

制度の詳細や最寄りの拠点は、サポステの公式サイトで確認できます。

図解:比較表 ハローワークとサポステの違い(役割・対象・相談スタイルの比較)

ハローワークとは何が違ったか

私が実際に両方を利用してみた印象で言うと、ハローワークは「求人を探して紹介してくれる場所」、サポステは「その手前で、自分の方向性を一緒に考えてくれる場所」でした。

特に違うと感じたのは面談の密度です。サポステでは1回の面談で1時間ほどかけて、こちらのやりたいことや得意なことを丁寧に深掘りしてくれたのが印象に残っています。「どういう仕事がいいか」を一緒に考えてくれる感じで、ハローワークのように「この求人どうですか」とすぐ紹介される感じとは全然違いました。

真剣に話を聞いてもらえると、こっちも前向きな気持ちになれるんですよね。

ハローワークが合わなかったということではないです。けれど、当時の私のように「そもそも何がしたいかわからない」という段階だと、サポステのほうが自分のペースで進められたように思います。

実際に通ってみてどうだったか——私の場合の話

私がサポステに通ったのは、記憶が正しければ2〜3週間に1回くらいのペースで、期間としては3ヶ月ほどです。なにぶん前のことなので、細かい部分の記憶は曖昧です。

通っている間に職業適性検査も受けました。具体的な検査の内容は覚えていないのですが、検査結果をもとにスタッフの方と「こういう方向が合いそうですね」みたいな話をしたことは覚えています。

その後、サポステで「職業訓練校に通ってみてはどうか」と勧められ、そこからプログラミングを学べる訓練校に通うことになりました。訓練校に通っている期間はサポステには行かず、訓練校を修了したあとに1回、結果の報告をしに行きました。

訓練校の雰囲気や、実際にどんな人たちがいたかはこちらの記事に書いています。

振り返ると、サポステに通わなければ職業訓練校という選択肢を知ることもなかったかもしれません。当時は気づいていなかったんですが、あの流れがその後の転職に繋がっていたんだと思います。

「怖い」と思っていた気持ちは、実際どうなったか

先にも書いたとおり、サポステに対して「怖い」という強い感情があったわけではありません。ただ、「聞いたことのない場所に行く」という不安は確かにありました。

実際に行ってみると、何も怖いところではなかったです。スタッフの方は穏やかで、こちらの話をじっくり聞いてくれる雰囲気がありました。「すぐに就職しなさい」と急かされることもなく、構えていた気持ちはわりとすぐに和らいだのを覚えています。

もし「怖い」という気持ちが引っかかっているなら、私の体感としては、行ってみれば拍子抜けするくらい普通の場所だった、というのが正直な感想です。

「意味がない」と感じたか?——正直な答え

これは難しい質問です。通っていた当時の実感としては、「サポステに行ったから何かが大きく動いた」という手応えはあまりありませんでした。面談のたびに少しずつ方向性が見えてきた、くらいの感覚です。

けれど、今振り返ると見え方が変わります。サポステで職業訓練校を勧めてもらい、そこでプログラミングを学び直し、最終的に社内SEとして転職することができました。あとから振り返ってみると、この一連の流れの起点にサポステがあったんだと思います。

「サポステに行ったから人生が変わった」というより、「次に進むきっかけをもらった」という言い方がしっくりきます。

もちろん、これは私の場合の話です。サポステとの相性は人によって違うと思いますし、「通ったけど自分には合わなかった」という人もいるかもしれません。

サポステに行くか迷っている人へ——私が思うこと

もし今「サポステに行ってみようかな、でもよくわからないし不安だな」と思っているなら、気持ちはわかります。私もそうでした。

私が思うのは、一歩踏み出すかどうかは別として、選択肢を知っておくだけでも少し気持ちが楽になるということです。サポステは無料ですし、行ったからといって何かを強制されることもありません。「とりあえず話を聞いてもらう」くらいの気持ちで行っても大丈夫な場所でした。

ハローワークに行ってみたけどしっくりこなかった、という人は一度サポステを利用してみてもいいかもしれません。私の場合は、ハローワークよりも自分の話をじっくり聞いてもらえたので、そこから前向きに動けるようになりました。

合う合わないはあるけれど、「行ってみたら意外と普通だった」が私の結論です。

私はサポステをきっかけに職業訓練校に通い、そこからプログラミングを学び直して社内SEに転職しました。訓練校でプログラミングを学んだ話や、退職から転職までの全体の流れも記事にしているので、気になる方は読んでみてください。

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プロフィール

realstrategylabのアバター realstrategylab ブロガー

20代・社内SE。新卒で引っ越し業者に就職後、職業訓練校を経てIT職へ転職。
得意なのは、IT・資産運用・筋トレ・心理学
完璧な成功談より、迷いや失敗も含めた「リアル」を届けたいと思っています。

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