「職業訓練学校ってどんな雰囲気なんだろう」「年齢層はどのくらい?自分だけ浮いたりしないかな」——これから職業訓練学校に通うことを考えている人なら、誰でも気になるところだと思います。
この記事では、20代で6ヶ月間プログラミングの職業訓練校に通った私が、クラスの年齢層や雰囲気、人間関係について書いていきます。通う前に知っておきたかったリアルな話です。
通う前、私が気になっていたこと
正直に言うと、通う前に一番不安だったのは「授業についていけるか」でした。プログラミングは大学時代にC#を独学で少し触った程度で、体系的に学んだ経験はありません。6ヶ月間、毎日授業を受けてちゃんと理解できるのか。引っかかっていたのはその部分です。
ちなみに私が職業訓練校に通うことになったのは、前職の引っ越し業者を正社員として3ヶ月(アルバイト期間含め約5ヶ月)で退職したことがきっかけです。就活を妥協して前職に入り、3ヶ月で辞めることになった経緯はこちらの記事に書いています。

人間関係については、意外と楽観的でした。「半年間だし、なんとかなるだろう」くらいの感覚です。年齢もあまり気にする性格ではなかったですし、なんとなく20代〜30代くらいが多いんだろうと思い込んでいたので、そこは特に不安に感じていませんでした。
ただ、今こうして記事を書いていて思うのは、これから訓練校に通おうとしている人にとっては「教室の雰囲気」とか「年齢層」も大きな不安材料なんだろうな、ということです。自分が浮かないか、人間関係でつらい思いをしないか——通ってみるまでわからないからこそ、余計に気になりますよね。
私が実際に経験したことが、その判断材料の一つになればと思い、できるだけ率直に書いていきます。
実際のクラスの年齢層と雰囲気
私が通っていたクラスの人数は約20人でした。年齢層は20代から50代まで幅広く、思っていたよりも年上の方が多いな、というのが最初の印象です。
20代は自分を含めて数人。全体で見ると30代〜40代あたりがボリュームゾーンだったように記憶しています。正確な内訳は覚えていませんが、少なくとも「若い人ばかり」という感じではなかったです。海外出身の方も1人いて、自分が想像していた以上にいろいろなバックグラウンドの人が集まっていました。
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最初は「こんなに年齢バラバラなんだ」と正直ちょっと驚きました。
初日に教室を見回したとき、正直なところ「自分が一番若いかもしれない」と感じました。学校という場所をイメージしていたので、同年代(20代)が中心だろうと勝手に思い込んでいたんだと思います。でも、年齢が離れているからといって壁を感じたかというと、そんなことはなかったです。
年齢がバラバラでも壁を感じなかった理由
振り返ってみると、壁を感じなかった一番の理由は「全員が同じスタートラインにいた」ことだと思います。
年齢も前職もバラバラですが、「次に向けて新しいことを学ぼう」という気持ちは共通していました。みんな真剣に授業に取り組んでいたので、クラス全体に前向きな空気が流れていた感覚があります。
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私自身もその空気に引っ張られて、やる気が出た部分があります。一人で勉強していたら途中でだれていたかもしれません。周りも同じように勉強してると、自分もやらなきゃって気持ちになるんですよね。
一緒に学べる仲間がいるというのは、思っていた以上に心強いものでした。年齢差があっても「一緒に学んでいる」という共通点があれば、それだけで十分つながれるものなんだなと、今振り返っても思います。
放課後の過ごし方と人間関係のリアル
授業が終わった後の過ごし方は、人によってけっこう違いました。
私の場合は、授業後に教室に残って、わからなかった部分を他の人と教え合うことがありました。最初から仲が良かったわけではなく、「ここどうやった?」みたいなやり取りをしているうちに、自然と話すようになっていった感じです。そのまま一緒に食事に行くこともありましたし、授業とは関係ない話で盛り上がる日も少なくなかったです。
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「教え合う」って、教わる側だけじゃなくて教える側の理解も深まるんですよね。あの時間は自分にとっても大きかったです。
一方で、授業が終わったらすぐに帰る人や、あまり他の人と関わろうとしない人もいました。でもそれが浮いていたとか、居心地が悪そうだったかというと、そういう雰囲気ではなかったです。特に誰も気にしていない感じでした。
クラス全体としては、仲が良い方だったと思います。少なくとも、ギスギスした空気やグループ間の対立のようなものは感じませんでした。
関わり方は自分で選べる
ここが一番伝えたいところなのですが、職業訓練学校の人間関係は自分次第でどうにでもなります。
話しかけるのが得意な人も、一人で黙々と進めたい人もいましたが、どちらが浮くということはなかったです。
「人間関係が不安」という気持ちはよくわかります。でも、職場のように上下関係があるわけでもないし、ずっと続く関係でもありません。6ヶ月間という期限が決まっているからこそ、気楽に構えていて大丈夫だったな、というのが私の実感です。
会社だと「この人とうまくやらないと仕事が回らない」というプレッシャーがありますが、訓練校にはそれがありません。合わなければ距離を取ればいいし、気が合えば自然と仲良くなる。そのくらいの軽さが、居心地のよさにつながっていたのかもしれません。
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自分は”教え合う派”でしたが、一人で集中してる人もちゃんとやれてました。
「行ってみたら意外とどうにかなる」が正直な感想
通う前と通った後で何が変わったかと聞かれたら、「思ったほど特別な場所じゃなかった」という感覚を持てたことだと思います。
もちろん最初の数日は緊張しました。不安がゼロだったわけでもありません。でも周りを見渡してみると、みんな同じような状況で、同じように不安を抱えてここに来ている。それがわかった時点で、だいぶ気持ちが楽になりました。
不安が完全になくなることはないかもしれません。でも、同じ状況の人が集まっている場所だからこそ、居心地は悪くなかった。それが6ヶ月通った率直な感想です。
もしまだ迷っている段階なら、訓練校の説明会に参加してみたり、ハローワークで話を聞いてみたりするだけでも雰囲気がつかめるかもしれません。いきなり「通う」と決める必要はなくて、情報を集めておくだけでも見える景色は変わると思います。「行くかどうか」はあとで決めればよくて、まず知るだけでも気持ちの持ちようは変わるんじゃないかなと思います。
訓練校で学んだ内容が実務にどこまで通じたのか、授業についていけなくなる人のパターンなどについては、別の記事で詳しく書いています。気になる方はそちらも読んでみてください。


また、訓練校を経て社内SEに転職した結果、生活がどう変わったかはこちらの記事にまとめています。訓練校の”その後”が気になる方は読んでみてください。









