サポステに行きたくない…と感じた私が、それでも通い続けた理由と辞めどきの話

サポステに行きたくない…と感じた私が、それでも通い続けた理由と辞めどきの話

サポステに通い始めたものの、なんとなく行くのがしんどい。そう感じている方もいるんじゃないかと思います。実は私も、サポステに通っていた3ヶ月の間、毎回心が軽い気持ちで通っていたわけではありませんでした。

この記事では、サポステ→訓練校→社内SEへ進んだ私が、通い続けた理由と「辞めどき」について、当時の気持ちを振り返りながら書いています。

目次

サポステに行きたくない——私も正直そうでした

サポステに通い始めた頃の話です。

初めて行く前は「よくわからない場所への不安」が少しありましたが、それは行ってみたらわりとすぐに消えました。スタッフの方は穏やかで、責められるような雰囲気もなかったからです。

ただ、そこから2〜3週間に1回のペースで通うようになると、また別の重さが出てきました。次の面談が近づくと、なんとなく気が乗らない。そういう重さです。

初回の不安というよりは、通い始めてからじわじわ出てきた憂鬱さ、という感覚のほうが近いです。

怖いとか嫌だとかではないんですが、毎回ちょっと気が重かったんですよね。

サポステがどんな場所か知らない方は、別の記事に書いているのでそちらをご覧ください。今回は「通い始めたあと、行くのがしんどくなってきた人」に向けて、当時の自分の気持ちを正直に振り返ってみます。

私がサポステに行くのが憂鬱だった3つの理由

通うこと自体が嫌だったわけではありません。スタッフの方の対応も丁寧でした。それでも、自分なりに振り返ると、理由はいくつかあったように思います。

将来のことを真剣に考えるのは、やっぱり疲れる

面談では、前職で何をしていたか、辞めた理由、これから何をやってみたいか——そんな話をしていました。スタッフの方は丁寧に聞いてくれましたし、面談が終わった直後は「ちょっと前向きになれたかも」と感じることが多かったです。

ただ、その話をすること自体がエネルギーを使う作業でした。

自分の過去と向き合って、これからどうしたいかを言葉にする。1時間くらいそれを続けると、終わったあとは普通にぐったりしていました。

面談のたびに「自分は何がしたいんだろう」って問い詰められてる気分でした。

「面談自体が嫌」というよりも、「将来のことを真剣に考えるテーブルにつく」のがしんどい。だから面談の日が近づくと、少しずつ気が重くなっていきました。

通うのにお金と時間がかかった

最初の3ヶ月は、家から自転車で15〜20分くらいの距離に通っていました。これくらいなら、行くのが憂鬱でも「動いてしまえばすぐ」と思える距離です。交通費もかかりません。

問題は、その後でした。

訓練校を修了して報告のために1回だけ行ったとき、サポステの場所が移転していたんです。新しい場所はバスと電車で35分、そこから徒歩15分。当時の私は貯金とバイトでギリギリの生活だったので、交通費が出ていくのが正直キツかったです。

図解:比較表  通所距離の変化(最初の3ヶ月:自転車15〜20分/移転後:バス+電車35分+徒歩15分)

報告のための1回だったので耐えられました。ただ、もし最初からこの距離で2〜3週間に1回通っていたら、たぶん途中で行かなくなっていたと思います。

「行きたくない」は気持ちの問題だけじゃなくて、距離やお金の問題もけっこう大きいんだと思います。

また合わない職場だったらどうしよう、という不安

前職の引っ越し業者は、正直なところ自分には合っていませんでした。正社員として3ヶ月(アルバイト期間を含めると約5ヶ月)でその場を離れた経緯があったので、「次の仕事もまた合わなかったらどうしよう」という不安が常に頭の隅にありました

サポステに行くと、その不安が正面に出てきます。面談で「次は何をやりたいか」と聞かれるたびに、「やりたい」より先に「またハズしたらどうしよう」が浮かんでくる。

その状態で就職活動の方向性を考えるのは、思った以上に気が重い作業でした。だからサポステに行くこと自体に、どこかブレーキがかかっていたんだと思います。

前職の引っ越し業者での経験については、こちらの記事で詳しく振り返っていますので良ければ一緒に読んでみてください。

それでも通い続けてどうなったか

憂鬱な気持ちはありつつも、結果的に3ヶ月ほどは通い続けました。

当時の自分にとってサポステに行く一番の意味は、「次にやることが少しずつ見えてきたこと」だったように思います。

面談を重ねていくうちに、スタッフの方から職業訓練校という選択肢を提示されました。そこでプログラミングを学び、今の社内SEの仕事につながっています。

ただ、当時その場で「通ってよかった!」と強く感じていたかというと、そこまでではありませんでした。効果を実感したのは、後になってからです。

あの3ヶ月がなかったら、訓練校という選択肢をとっていなかったかもしれません。

「行ってよかった」と断言するつもりはありません。ただ、あのとき方向性を一緒に考えてくれる相手がいなかったら、自分一人で正解を探そうとして時間だけが過ぎていた気がします

サポステを辞めたいと思ったとき——私が考える「辞めどき」の見分け方

「辞めたい」と思っている方が一番気になるのは、ここだと思います。

私の体感で言うと、サポステは「求人を紹介してもらう場所」ではなく、「自分がどっちに進みたいかを、一緒に考えてくれる場所」でした。

だとすると、辞めどきは「進みたい方向がある程度見えたとき」だと感じています。

実際、私自身も訓練校に通うと決まってからはサポステに行っていません。最後に足を運んだのは、訓練校を修了したあとの報告だけです。方向が見えれば、行く理由は自然と少なくなっていきます。

逆に、まだ方向が見えていない段階で「しんどいから辞める」と決めてしまうと、また一人で考え直すところに戻ってしまいます。そのままずるずる動けなくなることもあり得ます。

図解:比較表 「卒業」としての辞めどき と 「逃げ」としての辞めどき の見分け方

なので「辞めたい」と感じたとき、それが「方向が見えたから卒業」なのか「ただ気持ちがしんどいから逃げたい」なのかを、一度自分に問いかけてみるといいかもしれません。

前者なら、卒業して次に進むタイミングだと思います。後者の場合は、面談の頻度を少し落としてでもいいので、もう少し続けてみるのも選択肢の一つかなと思います。

行きたくないと感じている人に、経験者として伝えたいこと

ここまで読んでくださった方にはなんとなく伝わっていると思いますが、「サポステに行きたくない」と感じること自体は、おかしなことではありません。少なくとも私はそうでした。

ただ、しんどいからこそ、誰かと話しながら考えたほうが少しだけ楽だったのも事実です。一人で「将来どうしよう」と考え続けるのは、想像以上に消耗します。誰かに話すと、頭の中が少しだけ整理されるんですよね。

私が通っていたときは、2〜3週間に1回というペースでした。サポステ側の都合が合うなら毎週でもいいし、もっと空けてもいいと思います。無理のない頻度で続ければ、少なくとも「一人で抱え込む」状況からは抜けられます。

行くか辞めるかは、結局のところ自分で決めることだと思います。

でも、「行きたくない自分」を責める必要はないと思います。同じ気持ちを経験した人間として、それだけは伝えておきたかった話です。

職業訓練校の話や、退職から転職までの流れは別の記事にも書いているので、興味があれば読んでみてください。

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プロフィール

realstrategylabのアバター realstrategylab ブロガー

20代・社内SE。新卒で引っ越し業者に就職後、職業訓練校を経てIT職へ転職。
得意なのは、IT・資産運用・筋トレ・心理学
完璧な成功談より、迷いや失敗も含めた「リアル」を届けたいと思っています。

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